「ガイアの夜明け」9/30(金)のテーマ「稲盛改革で変わったJALのいま」とは?

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前回記事「ガイアの夜明け」松下奈緒の次回テーマは菓子メーカー「シャトレーゼ」!その独自戦略とは? でご紹介しましたように、

前回の「ガイアの夜明け」で「シャトレーゼ」を取り上げました。

次回9/30の「ガイアの夜明け」では松下奈緒さんを案内役として【JAL 日本航空はいま ~稲盛改革と絶対安全~】と題して稲盛革命で変わったJALのいまがテーマです。

今回は「ガイアの夜明け」ってどんな番組なのかをまず再確認したうえで、次回9/30(金)のテーマ【JAL 日本航空はいま ~稲盛改革と絶対安全~】について

特に稲盛改革JALはどう変わったのかに注目していろいろ、調べてみました。

皆さん、一緒に確認しましょう。

「ガイアの夜明け」とは?

「ガイアの夜明け」って

「ガイアの夜明け」がどんな番組なのかについては、記事「ガイアの夜明け」って何?案内人の松下奈緒ってどんな人?…でご紹介しました。

ガイアの夜明け」は、テレビ東京系列にて放送中の経済ドキュメンタリー番組で、経済の現場で奮闘している人たちを通して、様々な経済ニュースの裏側に迫っていく番組です。

ガイアの夜明け」は毎週金曜日 (10時 ~1054分)に放映されています。

また、Yahooテレビの見逃し配信で、過去に放映された番組も見れます。

松島奈緒が「ガイア」を語る

今回、ガイアの夜明け」の案内人、松島奈緒さんご自身が「ガイアを語る」動画を見つけましたのでご紹介します。

  • 自宅でゆっくりリラックスして見れる、見終わったときに余韻を楽しめる
  • むずかしそうな経済ニュースを女性の方でも親しめる番組にしたい

とのことですね

「ガイアの夜明け」9/30(金)のテーマは?

予告動画 JAL 日本航空はいま

9/30(金)の「ガイアの夜明け」テーマは、【JAL 日本航空はいま ~稲盛改革と絶対安全~】と題してJALの稲盛革命取り上げられおり、次の予告動画が公開されています。

次回テーマの概要:JALの最前線を取材

9/30日(金) の「ガイアの夜明け」では、

1.まず、2008年、JAL経営危機から破綻、再建までを追い続けました。

稲盛元会長はガイアのカメラに「幹部社員の意識を変える」と語り、改革に着手されました。

この稲盛改革の精神はJALの今に引き継がれています。

2.さらにJALが継承する安全憲章。”命を守る“秘められた社員たちの思いとは…。

3.さらに新型コロナという未曽有の危機にどう立ち向かうのか。

について、JALの最前線を取材した結果が今回放映されます。

稲盛和夫氏ってどんな人

稲盛和夫氏のプロフィールと業績

TBSニュースが伝えた故・稲盛和夫元会長の訃報とその足跡のYouTube動画が公開されています。

稲盛和夫氏の歩み

出身・学歴・就職

1932年、鹿児島市に生まれる。1955年鹿児島大学工学部を卒業後、京都の碍子メーカーである松風工業に就職。

京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立

1959年4月、知人より出資を得て、資本金300万円で京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。代表取締役社長、代表取締役会長を経て、1997年から取締役名誉会長(2005年からは名誉会長)を務める。

KDDI株式会社を設立 

また1984年、電気通信事業の自由化に即応して、第二電電企画株式会社を設立。代表取締役会長に就任。2000年10月、DDI(第二電電)、KDD、IDOの合併によりKDDI株式会社を設立し、取締役名誉会長に就任。2001年6月より最高顧問となる。

JALの会長に就任し破綻したJALをV字回復させる

JALは2010年1月に会社更生法申請を余儀なくされました。

2010年2月には、政府の要請を受け日本航空(JAL、現日本航空株式会社)会長に就任。

代表取締役会長を経て、2012年2月より取締役名誉会長(2013年からは名誉会長)、2015年4月に名誉顧問となる。

稲盛塾の塾長として経営者の育成

一方、ボランティアで、全104塾(国内56塾、海外48塾)、14,938人の経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に心血を注いだ(1983年から2019年末まで)。

稲盛財団、京都賞設立

また、1984年には私財を投じ稲盛財団を設立し、理事長(現在は「創立者」)に就任。同時に国際賞「京都賞」を創設し、毎年11月に人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰している。

自宅で永眠

2022年9月 京都市の自宅で老衰のため死去

JALにおける稲盛改革とは?

稲盛改革を3分動画で解説

JALをV字回復させた稲盛和夫の「意識改革」のことを稲盛改革と言います。

2010年1月、日本航空(JAL)は、2兆3,000億円という事業会社としては戦後最大の負債を抱えて、会社更生法の適用を申請し、事実上倒産しました。
その日本航空を再生させるため、政府から強い要請を受け、同社の会長に就任したのが稲盛でした。

稲盛さんがJALでやられた意識改革=稲盛改革を3分で説明した動画がこれです。

破綻当初の日本航空は、倒産したことに対する危機感や当事者意識が欠けており、社員の一体感もなく、再建は、不可能とさえいわれていました。

そのような中で、稲盛が日本航空へ携えて行ったのが、「フィロソフィ:」と「アメーバ経営」でした。

JALフィロソフィ」が策定されたことにより、日本航空に共通の価値観が生まれるとともに、全社員の意識改革が進みました。

フィロソフィは「ミッションーステートメント(企業の使命を分かりやすく示した標語)」であり、米国のグーグルやスターバックス、アマゾンードットーコムといつた新興企業も、それぞれのミッションーステートメントを掲げて、求心力につなげています。

またアメーバ経営の導入により、社員一人ひとりに経営者意識が芽生え、いかに自部門の売上を伸ばし、経費を削減できるかを全社員が主体的に考えるようになったのです。

なお、アメーバ経営の詳細は下記参考文献で記載されています。

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アメーバ経営: ひとりひとりの社員が主役 文庫 – 2010/10/1(試し読み可能)

JALは稲盛改革でどうなった?

稲盛改革の結果、それまで赤字続きだった日本航空は、翌期には営業利益1,884億円をあげる、世界の航空業界の中で最も高収益の会社に生まれ変わりました。
そして、2012年9月には、日本航空はわずか2年8カ月という短期間で再上場を果たしたのです。

JAL(日本航空)の2016年3月期の営業利益は2,091億円で、前期比16.4%の増加でした。

2010年には会社更生法を適用するほど経営は厳しいものでしたが、わずか6年でV字回復を成し遂げました。

経営再建の裏には、「経営の神様」稲盛和夫氏の存在が大きいでしょう。

なお、稲盛改革でJALがどうなたっかの詳細は下記参考文献で記載されています。

 

参考文献(Amazonで購入)はこちら↓ (試し読み可能)

稲盛和夫 最後の闘い: JAL再生にかけた経営者人生 単行本 – 2013/7/1(日本経済新聞出版)

JALの今:稲盛改革が引き継がれているか

2016年に稲盛改革によりV字回復を成し遂げたJALは、その後の経営上の試練にどう対応したでしょうか。

その後のJALを襲った未曽有の経営危機は新型コロナウイルスによるものでした、

これについては、既に2020/07/21の放映でガイアの夜明け【コロナ大逆風ニッポンの翼は今 密着JAL 緊迫の3カ月】というタイトルでJALの対応が紹介されました。

新型コロナウイルスで最も影響を受けた業界の一つが”航空業界”だ。人の行き来が厳しく制限され、特に国際線は一時9割も減便。2020年の世界の航空会社の赤字は9兆円に上るとみられるなど、未曽有の危機に陥っている。ニッポンの空の翼も例外ではない。ガイアのカメラは、日本航空の内部に入った。国内線、国際線、そしてLCCとそれぞれの現場に完全密着。コロナの逆風下で再び飛び立てるか・・・ 2020/07/21の予告より引用

 

次回9/30(金)のガイアの夜明けでは、2020年以降のJALの今について稲盛改革の精神がどのように引き継がれているかが紹介されることになります。

まとめ

2010年1月に事実上倒産したJALをV字回復させた稲盛和夫の「意識改革」のことを稲盛改革と言います。

2016年に稲盛改革によりV字回復を成し遂げたJALは、その後の経営上の試練にどう対応したでしょうか。

未曽有の経営危機は新型コロナウイルスへの対応については、ガイアの夜明け【コロナ大逆風ニッポンの翼は今 密着JAL 緊迫の3カ月】で紹介されている。

次回9/30(金)のガイアの夜明けでは、その後のJALの今について稲盛改革の精神がどのように引き継がれているかが紹介されることになる。

次回9/30(金)の番組に期待しましょう。

 

なお本文で紹介しました参考文献は楽天でも購入できます。

 

 

 

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