前回の記事 浅野翔吾(高松商業)がU-18W杯で本塁打を何本打つか予想してみた!
ではこの夏甲子園で4試合で3本のホームランを打った浅野翔吾選手がU18「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」で打つホームラン数を予想しました。
でも、最近の侍U18日本の成績を見ると既に3敗し、予想結果は大外れ? の様相です。
そこで、今回は最近の試合結果を吟味して浅野翔吾選手のホムラン本数「予想大外れ」の理由を考え整理しました。
皆さん、一緒に確認しましょう。
侍U18・浅野翔吾のホームラン当初予想
日本チームの4位以内が確定し、U-18W杯における試合数は9で、この9試合で浅野翔吾選手は何本のホームランを打つかの当初の予想です。
強気予想 1試合0.75本で予想
9試合×0.75=6.75 ➡ 6~7本
予想の根拠
- 浅野選手の甲子園2022夏のホームラン実績は4試合で3本(1試合当たり0.75本)
弱気予想 2試合に1本で予想
9試合×0.5=4.5 ➡ 4~5本
予想の根拠
- U18W杯2試合目で1本のペース(1試合当たり0.5本)が続く
金属バット(甲子園)➡ 木製バット の影響
などの理由で浅野選手は甲子園2022夏ほどの活躍はむつかしいとしました。
侍U18日本は現時点(9/18)で予想外の3敗
優勝を狙う侍U18日本ですが、1次リーグ最終戦と2次リーグ初戦で予想外の大敗で、既に2敗になりました。
台湾に2―9で敗戦
野球のU18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)は13日、米フロリダ州サラソタなどで1次リーグが行われ、B組の日本は前回大会優勝の台湾に2―9で敗れた。これが日本の1次リーグ最終戦で、4勝1敗でB組2位が確定した。日本は二、三回に4点ずつ奪われ、五回に光弘(大阪・履正社)、六回に伊藤(大阪・大阪桐蔭)の適時打で計2点を返したが、序盤の大量失点が響いた。
前日、豪州戦に勝利し、2次リーグ進出を決めた日本は、1次リーグ最終戦も勝って弾みをつけたかったが、安定していた投手陣が崩れました。
この試合で浅野翔吾選手は2打数0安打0打点 1三振 ホームラン数は0
韓国に0―8で敗戦
野球のU18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)は15日、米フロリダ州で2次リーグが始まり、初優勝を目指す日本は初戦で韓国に0―8で敗れた。(時事通信社)
この結果、1勝2敗となった。1次リーグを勝ち上がったチームとの対戦成績が持ち越されるため、日本は2次リーグを1勝1敗の成績からスタートした。
この試合で浅野翔吾選手は4打数1安打 2三振 ホームラン数は0
米国に4-3で惜敗
その後、9/17のオランダ戦で勝利したものの、9/18のアメリカ 4 – 日本3で惜敗しました。
その結果、侍ジャパンの現時点(9/18)のスーパーランド(2次リーグ)は2勝3敗となりました。
この試合で浅野翔吾選手は1打数0安打 1三振 1四球 1デッドボール 1打撃妨害でした。
浅野翔吾選手は1三振以外は1四球 1デッドボール 1打撃妨害と徹底的に勝負を避けられましたね。
U18野球W杯スーパーラウンド順位表
侍ジャパンの現時点の順位は
前記の3敗の結果、侍ジャパンの現時点(9/17)のスーパーランド(2次リーグ)順位は4位です。
順位 | 国 | 勝 | 敗 | 分 | 差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 台湾 | 4 | 1 | 0 | – |
2 | 韓国 | 4 | 1 | 0 | – |
3 | アメリカ | 4 | 1 | 0 | – |
4 | 日本 | 2 | 3 | 0 | 2 |
5 | オランダ | 1 | 4 | 0 | 3 |
6 | メキシコ | 0 | 5 | 0 | 4 |
侍ジャパンのその後の試合結果
日時 | 組み合わせ |
---|---|
9月17日(土) | 終了 日本 1 – オランダ0 |
9月18日(日) | 終了 アメリカ 4 – 日本3 |
3位決定戦
9月19日(日) |
終了 日本6 – 韓国2 |
これまで、スーパーラウンド1勝2敗で自力での決勝進出の可能性は途絶えました。
でも今後、オランダ、米国の両方に勝利し、3勝2敗となれば、成績が並んだチームのTQB(Total Quality Balance・得失点率差)などで逆転進出の可能性はまだ残ります。
でも 台湾と韓国に大差で敗れているのでTQB条件が劣るので、決勝進出の可能性は非常に小さく、3位決定戦になる可能性が大きい。
U18W杯における侍ジャパンは3位決定戦進出が確定し、韓国に勝利しました
浅野翔吾選手のU18W杯の打撃成績
浅野翔吾選手のU18W杯 9試合における打撃成績は
24打数8安打 4打点 1本塁打 4三振 5四球 1デッドボール
1打撃妨害 (打率は3割3分)
- 9/10 日本6-0イタリア 4打数2安打2打点0三振
- 9/11 日本4-1メキシコ 3打数1安打1打点1本塁打0三振1四球
- 9/12 日本5-1パナマ 3打数2安打0打点0三振1四球
- 9/13 日本10-0オーストラリア 2打数2安打1打点0三振1四球
- 9/14 日本2-9チャイニーズ・タイペイ 2打数0安打0打点1三振
- 9/15 日本0-8韓国 4打数1安打2三振
- 9/16日本1-0オランダ(5回コールド)2打数0安打1犠打(送りバンド)
- 9/17アメリカ4-3日本 1打数0安打 1三振1四球1デッドボール1打撃妨害
- 9/18日本6 – 韓国2 3打数0安打0三振 1四球
浅野翔吾選手のこれまでU18杯のホームラン数は1本
これまで三振が少ないことが浅野翔吾選手の特長でしたが、優れた相手投手に当たった時には三振が増えています。(台湾戦、韓国戦、アメリカ)
アメリカ戦では、1四球1デッドボール1打撃妨害 と徹底的にマークされ勝負が避けられました。
浅野翔吾選手のU18杯におけるホームラン数(確定)
これまで浅野翔吾選手の実績から残り3試合で1本。 U18野球杯の累計で2本と見直しました。
残り試合における浅野翔吾選手のホームラン数は0本。U18野球杯の累計で1本でした。
当初予想を下方修正する理由
2022夏甲子園の実績を参考にして予測することに無理があった
- 2022夏甲子園の試合数4は統計上の基準とするには少ない
- 甲子園では9回制なのに対しU18野球杯では、7回制のため、浅野選手の打数が少ない
- 相手投手のレベルが国を代表するU18野球杯の方が甲子園より高い(韓国投手の剛速球等)
- バットの素材が変わった。(甲子園 金属バット➡U18野球杯 木製バット)
- 浅野選手はオープニングラウンド(1次リーグ)最終戦で左手首などを痛めていたらしい
- アメリカ戦に見るように浅野選手との勝負が避けられた
など
まとめ
侍ジャパンのスーパーランド(2次リーグ)順位は4位でしたが三位決定戦での勝利で最終順位は3位と確定しました。
浅野翔吾選手のホームラン数は 9試合で 1 で確定しホームラン予想数(9試合で4~7本)は大外れとなりました。
大外れの理由は浅野翔吾選手の2022甲子園実績を参考にしたことに無理がありました。
- 7回制のU18試合は9回制の甲子園の場合より浅野翔吾選手の打数が少ない
- 国を代表するU18W杯の対戦相手投手のレベルが甲子園の場合より高い
- 浅野選手の左手首などの負傷 など
勝負の結果の予想ってむづかしいものですね。
何が起こるか戦いが終わるまで分からないものです。
今後の浅野翔吾選手の活躍に期待しましょう。
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